2016.06.25 Saturday
2016/6/17発売 講談社MOOK TRANSIT 2016年32号 P171にてMODERN ANIMISMの扉絵書かせていただいております。
2016/6/17発売 講談社MOOK TRANSIT
2016年32号
P171にてMODERN ANIMISMの扉絵書かせていただいております。
TRANSIT 32号
美しき神の島へ ハワイ島/バリ島/出雲・隠岐
「神の島」と謳われる島々があります。そこに足を踏み入れたとき、なにか"見えない気配"を感じたことはないでしょうか。島という空間が内包する"神秘"や"未知"の魅力。その本質を見つけるため、遥か海を越え、太平洋に浮かぶ3つの神の島----ハワイ島、バリ島、隠岐へ向かいました。島と神の関係を、そしてそこに生きる人びとの暮らしを総力特集。
美しき島の旅は、豊かな自然を創り出した神々の物語が伝わるハワイ島からスタート。神様に捧げる踊りであり、祈りの言葉でもあるフラ・カヒコ(古典フラ)の踊り手たちのもとを訪れ、奥深い"フラダンス"の本質を探ります。圧倒的な生命力がひしめき合うハワイ島のジャングルでは、日本から移り住んだ母と娘の物語に出会いました。所変わって、島の旅は、島根県は出雲市の沖合に浮かぶ隠岐諸島へ。隠岐は、その面積からしても多い100以上もの神社が点在する神聖な地。神へ捧げる舞い、巫女神楽が執り行われた、島のハレの日に密着しました。また、神様を祀る儀礼が日々の生活に密着しているバリ島では、世の中の平安を願って過ごす静寂の新年「ニュピ」へ。ニュピは外出も仕事も一切禁止の"なにもしてはいけない"とされる特別な日。奇しくもインドネシアでの33年ぶりの皆既日食と重なり、魔法のような時間をとらえました。さらに、バリ島から東に浮かぶスンバ島、スラウェシ島、フローレス島ホッピングでは、精霊とともにある暮らしの"信仰宇宙"を彷徨います。
第二特集「島の神々と暮らしてみれば」では、ハワイ島、バリ島、そして島国ニッポンの暮らしに通底する"アニミズム"にフォーカス。「現代に息づくアニミズム」では、21世紀のアニミズム的感覚が表出されたアート、本、映画、音楽、そして医療、科学などの多岐にわたるカルチャーを一挙紹介。ほかにも3島の成り立ちから、各島にまつわる神様図鑑、そして聖地ガイドまで、充実した読み物ページが、神の島への脳内トリップへ導きます。
別冊付録には、大きなイラスト地図が便利な隠岐・出雲トラベルガイド。現地のお供にぴったりなサイズ感に仕上げています。さらに、ハワイアンカルチャーを楽しく学べる絵本仕立ての小冊子「ALOHA JOURNEY BOOK」に、外国人目線で日本を再発見する小冊子「異邦人として旅するニッポン」と特別付録も充実。
あらゆるものに神を見出すアニミズムの心。島の生活から私たちが学ぶことはたくさんあります。目に見えない気配を感じて神の島を旅してみれば、本当に大切なことはなにか、そのヒントがあるかもしれません。
ハワイ島、バリ島、そして隠岐。見えないものの気配を感じて3島を旅すれば、
そこかしこに魂を見出すアニミズムの信仰が息づいていた。
なぜ島には神様が多いのか?なぜ人は祈るのか?そんな疑問を携えて、美しき神の島へ。
【現地取材】
・ハワイ島/溶岩の大地に咲いた花
ハワイアンの伝統的な踊りであり、祈りの言葉でもあるフラ・カヒコ(古典フラ)の本質を探す旅。
・ハワイ島/ジャングルの子
圧倒的な生命力がひしめき合うハワイ島のジャングルに移り住んだ母と娘の物語。
・隠岐/海、山、畑 神様はここにいる
かつて巫女の舞によって、この地に舞い降りた神様はどこにいるのか。隠岐諸島の4島を巡る。
・ バリ島/はじまりの日、ニュピの魔法
世の中の平安を祈ってすごす静寂の日、バリ島のお正月「ニュピ」の魔法のような時間。
・ スンバ島・スラウェシ島・フローレス島/精霊の銀河を行く!
精霊とともに生きる人びとの、その心理とは一体?バリ島から東の小さな島々をホッピング。
【特集企画】
・島の神々と暮らしてみれば
アニミズムが色濃く残る、ハワイ島、バリ島、そして島国ニッポン。各地の暮らしに着目した、アニミズム的生活のヒント集。
・現代に息づくアニミズム
アート、文学、医療、科学などの様々なジャンルに表出する、現代のアニミズム的感覚を探る。
3つの神秘の島へ/3つの神の島をつなぐ点と線/ハワイ・バリ・隠岐の成り立ち/神様図鑑/聖地ガイド/フラこそ、すべて/ニイハウ島 もうひとつの神の島/島に伝わる隠岐神楽 人はなぜ祭りで踊るのか?/みんなのバリ etc.
【別冊付録】
隠岐・出雲トラベルガイド
【連載】
・巨人たちの旅/池澤夏樹
・FACES AND LANDSCAPES/常盤貴子
・制作旅行/戌井昭人
・旅支度/石野卓球、秀島史香、桃生亜希子、山登伸介
ユーフォリアファクトリー
TRANSITとは?
歴史、自然、食、芸術など普遍的なテーマで「世界」と「日本」をつなげて旅する、大人のためのトラベル・カルチャー・マガジン。
美しいビジュアルと土地の空気感をとらえた文章により新たな視点の旅を提案します。
編集の津賀様、編集部の皆様、編集長加藤様
ありがとうございました。
TRANSITさんでは2010年から2012年まで細野晴臣先生の連載の挿絵
11回分を描かせていただいておりました。
その節は大変お世話になりました。
ありがとうございました!
本当にいつも濃厚すぎて永久保存本です。
TRANSIT皆様是非とも!!!
JUGEMテーマ:日記・一般